サポートしていないコントローラ用のドライバの書き方お持ちのハンドヘルドまたはフットペダル式コントローラがExpress Scribeでは対応していないものであった場合、ハードウェアのインターフェイスを提供するダイナミックリンクライブラリを使うことで対応させることができます。
ご注意:ここでご説明する内容はプロのコンピュータ・プログラマー向けですので、プログラミングの知識をお持ちでない方はプロの方に作業を依頼することをお勧めいたします。
ご注意: 自作ドライバはWindowsでのみ対応しております。
自作ドライバの開発方法:
Create a project to build a DLLをビルドするためのプロジェクトを作成します。 Express Dictate v5.12以降および Express Scribe v4.36以降に読み込むDLLには特に名前に関する規制はありませんが、旧バージョンとの互換性を持たせるためにpedaldrv.dll の名前を使うことをお勧めします。
以下の機能を実装しDLLからエクスポートします:
//ボタン/ペダルのビットマスク
#define ESPEDALS_RIGHT 0x0001
#define ESPEDALS_LEFT 0x0002
#define ESPEDALS_MID 0x0004
// メモ:ボタン/ペダルが2つのコントローラに対してはESPEDALS_RIGHT とESPEDALS_LEFTの両方を使う。
// メモ:ボタン/ペダルが1つのコントローラに対してはESPEDALS_LEFTのみを使う。
// メモ:Express Dictate v5.12以降およびExpress Scribe v4.36以降は以下に対応しています:
// 16個までのボタン/ペダル(0x0001 から0x8000。)
extern "C" HPEDALS CustomPedalsOpen();
// コントローラの初期化と接続を行います。
// opaque handleを返し、CustomPedalsScan()とCustomPedalsClose()に戻します。
//失敗した際にはNULLを返します。
extern "C" uint16_t CustomPedalsScan(HPEDALS hPedals);
//押されたボタン/ペダルのビットマスクまたはビット演算を返します。
// ボタン/ペダルが押されていない場合や失敗した場合は0を返します。
extern "C" void CustomPedalsClose(HPEDALS hPedals);
//コントローラとの接続を終了します。
// hPedalsに渡されているNULLの値をGracefulにハンドルする必要があります。
インストーラを実装しDLLを配布します。 Express Dictate v5.12以降および Express Scribe v4.36以降はどのフォルダからでもDLLを読み込むことができますが、旧バージョンとの互換性のためにはDLLをWindows/System32フォルダにインストールすることをお勧めします。
自作ドライバの使い方は製品マニュアルのハンドヘルドまたはフットペダル式コントローラに関する項目をご参照の上、コントローラのタイプを選択する際にカスタムドライバまたは カスタムpedaldrv.dllを選択してください。 前に戻る Express Scribe テープ起こしソフト テクニカルサポート |